俺のお話と献血

今日は三者面談に行ってきました。
おそらく人生最後の三者面談。
俺に子供が出来てつきそったりしない限りは。
つってももう進路は決まってるから小難しい話は無しで学校生活のこととか中心に話しました。

公立高校に受かったものの1ヶ月で辞め、半引きこもりとして数ヶ月過ごしたあの時。
俺はどうすればいいかわからなかった。
両親もきっとわからなかったと思う。
けど色々探したりしてくれた。
こういう学校があるけど見学だけでも行ってみない？
やる気は無かったけど親への後ろめたさとかもあったし行ってみたんだ。
そしたら思ってたような場所じゃなくてそのまま入学しちゃって・・・
なんだかんだでもう2年とちょっとその学校に通ってる。
俺に合ってたんだろうなぁ。
授業サボりたいとかはあったけど学校に行きたくないって思うことは無かった。

好きなように過ごせる学校。
わざわざ友達を作って話さなくても良いし。
一人で弁当を食べても良いし。
部活動に入らないって言うとクラスで入ってないの○○君だけだよとか言われることもない。
つまらないことをネチネチ言う先生もいない。
自分のペースで過ごせる。
そして俺はかなり落ち着いた。
まぁ多少落ち着きすぎたかもしれないけど・・・

あの時なんとかしてくれた両親には本当に感謝してる。
ありがとう。
そして支えてくれたすべての人にもありがとう。
ありがとう。
面と向かっては恥ずかしくて言えないからこんなところでだけど。

もう数年で大人になってしまうから子供のうちに書いておきたかったことでした。

ここから三者面談後の話。

母親と二人で外に出るとかめったに無い。
予定としては飯食って初献血体験して帰るって感じ。
どこで食べようかと歩き回るも準備中の店ばかり・・・
まだ時計は10時半。
先に献血したらいいんじゃねーのってことで献血ルームへ。
途中母が
「献血ルームの斜め前にあんたの好きなメロンって店あるんやね。知らなかった」
とか言ってきて吹いた。
別に知らないままでも良かったよお母さん。

んで献血ルームに到着。
ちょいちょいっと問診とか受けて問題なかったのでいざ献血。
すごいですね至れり尽くせりですね。
献血中はテレビ見たり終わったら飲み物飲んだりお菓子も置いてあった。
しかも女性に針を刺してもらえる。
さらに俺が若いからか
「ごめんねー最初ちょっとチクッとするからねー」
とかまるで幼稚園児のように扱われる。
挙句の果てには
「今O型の血液が不足してるんですよー・・・よかったらまた献血しに来てください」
とか言ってくる。
やばいね。
ヤミツキになりそうだね。
考えてもみろよ。
まずボランティアが出来る。
俺の血で幼女が助かる可能性もある。
つまり俺が幼女の文字通り血になれるわけだ。
さらに俺自身を満たせる。
ドリンク等のサービス付だ。
そして粗品（洗剤とか）で家族に喜ばれる。
完璧・・・完璧すぎる・・・
そう・・・これは・・・喜びスパイラル。
3ヵ月後また行きます。

献血終了後いい時間になってきたのでご飯を食べることに。
ちょっとよさげなうなぎ屋へ入る。
ひつまぶしを頼んだ。
マジうめぇ。
あのタレがかかった白飯やばい。
貧乏くさいとか言うな。
そして最後の茶漬けが最高。
あれは美味い。
あっさりしてるんだけど味はしっかりあるんだねぇ・・・
ひつまぶし堪能してお土産に豚まん買って帰りました。

前半部分顔歪めて涙流しながら書いた俺は悪役に向かない。