梅雨の朝

優柔不断なのだ。
いつもどうでもいいことに時間をかけてしまう。
今朝はビニール傘の色で悩んでいる。

運悪く通学途中で傘が折れてしまったのだ。
幸い近くにコンビニがあったため助かったが。

白色か透明かで悩みに悩んだ。
ふと時計を見ると急がなければならない時間になっていた。
ええい白だ！
心の中で叫び手を伸ばした。
「あっ」
「あっ」
誰かの手とぶつかる。
なんてことだ・・・まさか他人とかぶってしまうとは・・・
「こ、これ下さい」
取られてしまったか・・・
可愛い声して遠慮ないな・・・
まぁいいや他の白い傘を・・・
って透明しかないのかよ！
軽くため息を吐き透明の傘に手を伸ばした。
なぜか逆に自分の手が取られていた。
「か、傘入っていきませんか？」
さっきの声。
見れば同じ学校の制服。
汗ばんだ手で握られている。
この時ばかりは即決してしまった。

「俺が持つよ」

二人で顔を赤くしながら店を出た。
小さな傘にぎゅうぎゅう詰めになりながら学校へ向かった。

fin










という夢を見た。
もちろん登場人物は俺と雪歩で。


・・・・・・・・・・・
すいませんでしたァー！！
と先に謝っておこう。
なぜ急にSSを書いたか。
とあるスレのお題です。
梅雨のロマンスだかなんだか。
絵でもなんでもよかったんだけど描くではなく書くってのを体験してみたかったから。

感想。
難しいね。
たったこれだけの量で無茶苦茶悩んだよ・・・
長文書いてる人の頭はどうなっているんだ！（ほめ言葉）
それにしても内容ベタだなぁ・・・
自分の引き出しの無さを痛感させられるね。
そして言うまでもなく黒歴史に一つ追加されたね。
はい、そこ可哀想なものを見る目で見ない。
これも経験、いつか糧になるかも。

キモイ、痛い、死ね、中二病、うわぁ・・・等の感想は受け付けておりますのでご自由にどうぞ。